2020年キャンプ初心者が買って良かったキャンプギア10選
お題「#買って良かった2020 」
2020年、読者の方々はどんな一年だったでしょうか?
僕はひたすらキャンプツーリングとゆるキャン△に熱中した一年でした。
キャンプを始めて一年。キャンプツーリング(以後キャンツー)を始めて半年強
キャンプを本格的に取り組み始めた一年間で購入したキャンプギアの中から
これはイイぞ!!
ってモノを10個紹介します。
初心者ゆえに失敗購入もあったし、試行錯誤も多々。
そんな中で選び抜いた2020年、初心者が買って良かったキャンプギア。
僕はバイクでの移動後のキャンプがメインなのでソロ向けのギアが多くなると思います。
それでは最後まで良かったらお付き合いくださいな。
1:Nature hike Hiby3
最近人気急上昇中の中国メーカー、ネイチャーハイク。
「中華ギア」という固有の呼び方があるくらい、amazon内のキャンプギアは中国系メーカーで溢れており、またその良い悪いも個体差やメーカー差が大きいです。
そんな中でも確かな品質と性能を保証出来るのがネイチャーハイク。
主にキャンプというよりも登山者目線でのギアが多い様に感じます。
(極端な小型軽量化と配色がエマージェンシーカラーである事から推察。)
僕が購入したこのHiby3は非常に高機能、快適性の高いテントです。
見た目から分かる通り、少し変わった形をしています。
そしてお察しの通り設営は慣れるまで結構大変です。笑
慣れればものの五分程度。
まず内部は広くて過ごし易く、メーカーの提案する限界収容人数は三名です。
つまり、一人で使ったらめちゃくちゃ広い。
かと言って収納時に嵩張ることも無い。
収納時、横54cm 縦17cm
小脇に抱える程度です。
ちなみに上の数値はメーカーの表示数値ですが、実際にはもっと小さく出来ている実感があります。
フライシートが雨や夜露を防ぐのでタープ無しでもある程度はキャンプ出来て、
内部が広いためバイクのシートバック(TANAX キャンピングシートバック2)、サイドバック2つ(デグナー製50Lサイドバック)、タンクバック、ヘルメットを収容出来て
ソロ用としては十二分に広い前室がある為、軽い調理も可。
二人までなら少し余裕があるので同行者も寝泊り出来る。
中々の万能具合。これでお値段2万円弱!
しかもamazonなら稀にグッと安くなることも。
テント選びに迷っているなら是非検討に入れて欲しい一つ。
ただしデメリットも挙げておくと、変わった配色しか無いので他のギアとのコーディネートが難しいことと類似品が大量に出回っていることだろうか。
類似品はほぼパクリと言っても過言ではないレベル。
安いけどちゃんと本物買った方が結果的にお得かと思います。
2:mont-bell アルパインフライパン16
正直買うかどうかかなり迷ったギアでしたが、今となっては大正解でした。
しっかりめに焼き物系、炒め物系の調理も出来る万能調理ギアです。
大・中・小の様なサイズ展開ですが、僕は16サイズをセレクト。
ソロ用ストーブでも扱えて、ステーキ肉一枚は丁度収まるサイズ。
取手は火傷防止のカバーが付いているので素手で扱えます。
汚れもこびり付きにくい加工がされているので洗いも楽々。
先述した通りの調理はもちろん、カレー皿の代わりなどなど・・・
使い方は発想次第。
コイツとちょっとした深型クッカーさえあれば調理系ギアは事足りる様に感じます。
キャンプ用フライパンと言えば焚火フライパン、スキレットなどが挙げられますが、奴らは重い・・・
重さが気にならなければ良いと思いますが。
2021年年始現在、amazonでは売り切れですが実店舗にはまだまだ見かけます。
モンベルショップはもちろん、イオンのアウトドア用品店など。
3:ゆるキャン△カトラリーセット
え?キャラクターグッズ?と思われるかも知れませんが、侮るなかれ。
カトラリーセットとして非常に優秀な逸品です。
カトラリーセットって、折り畳み可能なタイプとかカラビナで一つにまとめられるタイプとか色々あると思います。
しかし素材の剛性が弱くて壊れやすかったり、コンパクトにはなるけど食事には向いていなかったり
思わぬ落とし穴がある中でこのカトラリーセットは頑丈さとコンパクト性、使いやすさをバランス良く兼ね備えています。
ステンレス製で傷付き難く、収納時は全て一つにまとまる。
頑丈ゆえにステーキなどガッツリした食事も問題なく、ステーキナイフも切れ味良し。
ゆるキャンの一ファンとして購入したつもりがすっかり定番アイテム。
あとは箸さえあれば・・・。
4:Nature hike ダウンシュラフ
またもやネイチャーハイクです。
やっぱイイんです。このメーカー。
これ単体では超コンパクトな夏用シュラフ。冬はオールシーズンタイプのシュラフに入れて冬用化。
使い勝手がよろしい。
通常ダウンシュラフは諭吉さんが何人か出張するほど高価。
初心者が手を出しづらいアイテムNo1・・・・・。
しかしこちらは八千円ほどなのでかなりお安め。
安い中国製ダウンは獣臭いと言われますが、こちらはそんなことも無く。
冬、ヘタなシュラフで寝たら死にます。マジで。
実際の使用例として、-4℃の冬の河川キャンプ場という環境下でNANGAの化繊シュラフ(オールシーズン)と組み合わせて使用。
途中目が覚めることも無く、不快感も無く、快適でした。
5:mont-bell ムーンライトテント2型
あまりにも有名なテント。僕も買ってしまいました。
これはお勧めするかどうか悩みました。何せ入手困難なもんで。
しかしあまりにも良いテントだったので紹介します。
このテント、なぜ有名かと言うと
しつこい様ですがまたゆるキャンの影響です。笑
主人公の一人のリンが使用するテントで、テントのデザインの美しさも相まって爆売れ。
リンが使用する旧型ムーンライト3型は勿論、類似する2型や新型ムーンライト2型等も在庫切れ。
特に劇中カラーである「タン」というベージュ系カラーは超入手困難。
あっても上記リンク先の販売ページの様な高額転売先が主。(それすら稀なレベル)
「あ・・いいやそれなら・・」と手を引いてしまいそうですがちょっと待った。
このテントの良さをお勧めしたい。特にソロキャンがメインの方には。
まず上記の入手方法に追記したいのだけど、メルカリならまだ手に入ります。
もちろん安くは無いが、3〜5万円ほどで出品されている。
僕は旧2型を34000円で購入しました。
さてさて、良いところを紹介すると
・室内が広い
・前室もそこそこ広い
・広さの割に収納時コンパクト
・設営が簡単。(初めてなら15分。2回目以降5分)
ざっとこんな感じ。
その名の通り、月明かりのみの環境下でも設営できるほど簡単なテント。
しかし簡単だからって機能性を欠いているわけでは無く、ソロキャンプには十二分な快適性。
色もタンカラーならあらゆるカラーとのマッチも良いので他ギアとのコーディネートに迷わない。
あとは、何型を買うか?なのです。
1型なら1人用、2型なら2人用という様に、数字毎に適応人数が変わります。
個人的には2型か3型をお勧めします。
快適かつ見た目も良いのでキャンプへのモチベーションが上がりますね。
中々入手困難ですが、機会があれば是非。
6:ワークマン DIAMAGIC DIRECT(R)(ディアマジックダイレクト)綿リップ防風防寒ジャケット
WM3635 DIAMAGIC DIRECT(R)(ディアマジックダイレクト)綿リップ防風防寒ジャケット | 作業着のワークマン公式オンラインストア
最近Youtubeでも話題のワークマンですが、僕も愛用しています。
こちらのジャケットは俗にモッズコートと呼ばれるタイプのアウターで、カジュアルな着こなしが可能な非常にファッショナブルなアイテムです。
冬キャンプのお供にと考えて購入。
使用回数はまだ少ないですが絶賛したい性能です。
まず、防寒性と防風性は申し分ありません。
中綿と裏ボア、表面は綿素材で出来ているので真冬の屋外はもちろんバイクの走行風さえもろともしません。
(ただし高速道路走行時はライジャケと比べると風の抵抗が多少強くなります。)
ポケット数も多く小物入れに困らず、表面は強撥水加工がされています。
小雨くらいなら平気ですね。
更には綿素材なので焚火も出来る。
まさにバイクキャンパーの理想形。
ここまでの高性能、ファッション性で3900円!
コスパの鬼ですよ・・・ワークマン・・。
しかしこちらも超人気商品。
定期的に入荷はしている様なので見かけたら買っておいた方が良いです。
ちなみにサイズ感は結構ピッタリめなのでワンサイズ大きく買うことをお勧めします。
7:ダイソー ミニコンテナ
所謂、百均キャンプギアというヤツです。
この界隈も最近盛り上がってますね。
商品ページが見つからないのでこれは是非店頭で探してみて欲しいのですが、このコンテナを僕は調味料ケースとして使っています。
その他にも様々な用途に使えるので一個あると中々便利です。
容量はあるのにコンパクトで、同じ製品同士でスタックも可能。
キャンプバックの中でバラつきがちなアイテムをまとめるのに重宝します。
見た目も可愛いですし、百均ギアの中では特にお気に入りです。
8:ユニフレーム 燕三条の斧
さてさて、キャンプギアメーカーに戻りまして王道のユニフレームです。
ソロキャン界隈では有名なこの斧ですが、やはり人気なだけはありますね。
とてもとても薪割りがやり易くなった。
燕三条では古来より刃物・金物の製造が盛んで、その質の良さは国内外問わず好評です。
そんな燕三条製のこちらの斧ですが、切れ味はもちろん非常に気の利いた工夫が施されています。
まずはそのコンパクトさ。
ナタとノコギリを持っていくより遥かに軽くてスペースも取りません。
少しだけバトニングして刃を薪に食い込ませれば1〜2振りでスパーンと割れる。
切れ味良すぎて怖いくらい。
刃の反対側に付いている窪みは、細い薪を挟んでテコの原理で割るためにあります。
笑’sのコンパクト焚火グリルに代表される様な、ミニ焚火台に使用する薪を作りやすい様にする工夫が施されています。
(ミニ焚火台って薪を細分化しなきゃいけないので意外と手間なんですよね・・・なのでこの子があれば解決かも?)
手入れさえ忘れずにいれば長期間使えますし、この性能と品質で7000円しないのは安い。
値段が結構上下動するので、より安いときを狙うのもありですね。
9:Jekeno 軽量ペグハンマー
ソロキャンにおけるペグハンマーの有無には賛否両論ありますが、僕は持っておいた方が良いと思うギアです。
このペグハンマーは冒頭のネイチャーハイクと同じく、amazonに広く展開する「中華系ギア」の一種です。
これらの共通点として何度も言いますが本当にコスパが高いですね。
(あとはメーカー名の読み方がよく分からない・・・笑)
このペグハンマーですが、その名の通り軽量。
ソロキャンに持っていくことを迷わないお手軽感。
ハンマー部分は非常に強く、半年間10回前後のキャンプで鍛造ペグ(ペグの中でも特に強固なタイプ)を打ち続けましたが塗装が軽く剥がれた程度。
ハンマー部分の反対側はちょっとしたスコップになっているので、サイト内の小石を掘り返して撤去することもできるし、通常のペグ抜きでは抜きづらいYペグ、Vペグなどをスコップの先端に引っ掛けて抜くこともできる。
底部はペグ抜きになっているので撤収時も楽チン。
こいつは中々、このリストの中でもお勧めの逸品ですよ。
10:ヘリノックス チェアゼロ
最後はこちら。キャンプチェアと言えばこのメーカー。
軽量チェアの中では抜群の軽量さ。
490グラムで収納時のサイズも細い。
チェアはパッキングの際にどうしても嵩張ってしまうけど、こいつは全く問題にならない。
これだけ軽いと意外にも焚火の際に便利で、焚火は風の吹く方向次第で火の粉や煙の行く方向がフラフラと変わる。
その度にポジションを変える時、これだけ軽いとかなり身軽。
座り心地は正直まあまあ。ソロ用チェアなんて大体そんな物だけど。
とてもコンパクトなので今後フェスや公園の散歩など、キャンプ外のレジャーにも非常に持って行きやすい。
amazonでは俗に言う「パチノックス」という類似品があり、格安で購入できる上に座り心地もほとんど変わらない物があるけども、もし多少お金を出せるならこちらを選んで頂きたいところです。
僕自身、パチノックスを持って一つ愛用しています。
ただやはり、コンパクトさはヘリノックスチェアゼロの圧勝だし、組み立てやすさも圧勝。
脚の部分もヘリノックスの方が強くてグラつきが少ない。
ただし気をつけて欲しいのが、火の粉と盗難。
かなり薄いポリ生地なのでちょっとした火の粉で多分簡単に穴が空くと思います。
そして何より盗難。軽くて小さくなるし、転売すれば高額で売れる。
ヘリノックス製品は本当に盗まれ易いので、その場を離れる場合や就寝時は車やテント内に仕舞いましょう。
油断禁物です。
ー終わりにー
さて、ここまで紹介して来ましたが何か気になる物はありましたか?
ソロキャン用のギア選びは難しいですよね・・
快適性を欠いて軽量化を図るのか?
その逆か?
両立されている物は多くはなく、あっても高額。
中々お財布との相談が終わらない案件かと思いますが、自分にとってのベストを見つけ出してみてください!
ちなみに多少の失敗もアリだと思いますよ。買ってみないと、そして使ってみないと分からないことが実は中華メーカーだろうと高級国産メーカーだろうと関係無くありますからね。
それでは、ここまでお付き合い頂きありがとうございました!
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