Trip Hac BLOG

旅するクリエイターRONの旅ブログ。ゆるく頑張るけど張り切らずyoutube、はてブで旅コンテンツを作製、発信しています。

2020年キャンプ初心者が買って良かったキャンプギア10選

お題「#買って良かった2020

 

2020年、読者の方々はどんな一年だったでしょうか?

僕はひたすらキャンプツーリングとゆるキャン△に熱中した一年でした。

 

キャンプを始めて一年。キャンプツーリング(以後キャンツー)を始めて半年強

 

キャンプを本格的に取り組み始めた一年間で購入したキャンプギアの中から

これはイイぞ!!

ってモノを10個紹介します。

初心者ゆえに失敗購入もあったし、試行錯誤も多々。

 

そんな中で選び抜いた2020年、初心者が買って良かったキャンプギア。

 

僕はバイクでの移動後のキャンプがメインなのでソロ向けのギアが多くなると思います。

 

それでは最後まで良かったらお付き合いくださいな。

 

 

1:Nature hike Hiby3

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https://www.amazon.co.jp/Naturehike-ネイチャーハイク-アウトドア登山テント-タープスペース付き二層構造-グランドシート付き/dp/B08NFRR8HB/ref=psdc_15325801_t1_B07ZKG6DGR

 

最近人気急上昇中の中国メーカー、ネイチャーハイク。

「中華ギア」という固有の呼び方があるくらい、amazon内のキャンプギアは中国系メーカーで溢れており、またその良い悪いも個体差やメーカー差が大きいです。

 

そんな中でも確かな品質と性能を保証出来るのがネイチャーハイク。

主にキャンプというよりも登山者目線でのギアが多い様に感じます。

(極端な小型軽量化と配色がエマージェンシーカラーである事から推察。) 

 

 僕が購入したこのHiby3は非常に高機能、快適性の高いテントです。

 

見た目から分かる通り、少し変わった形をしています。

そしてお察しの通り設営は慣れるまで結構大変です。笑

 

慣れればものの五分程度。

 

まず内部は広くて過ごし易く、メーカーの提案する限界収容人数は三名です。

つまり、一人で使ったらめちゃくちゃ広い。

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かと言って収納時に嵩張ることも無い。

収納時、横54cm 縦17cm

 

小脇に抱える程度です。

ちなみに上の数値はメーカーの表示数値ですが、実際にはもっと小さく出来ている実感があります。

 

フライシートが雨や夜露を防ぐのでタープ無しでもある程度はキャンプ出来て、

内部が広いためバイクのシートバック(TANAX キャンピングシートバック2)、サイドバック2つ(デグナー製50Lサイドバック)、タンクバック、ヘルメットを収容出来て

ソロ用としては十二分に広い前室がある為、軽い調理も可。

二人までなら少し余裕があるので同行者も寝泊り出来る。

 

中々の万能具合。これでお値段2万円弱!

 

しかもamazonなら稀にグッと安くなることも。

 

テント選びに迷っているなら是非検討に入れて欲しい一つ。

ただしデメリットも挙げておくと、変わった配色しか無いので他のギアとのコーディネートが難しいことと類似品が大量に出回っていることだろうか。

類似品はほぼパクリと言っても過言ではないレベル。

安いけどちゃんと本物買った方が結果的にお得かと思います。

 

2:mont-bell アルパインフライパン16

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www.amazon.co.jp

 

 

正直買うかどうかかなり迷ったギアでしたが、今となっては大正解でした。

 

しっかりめに焼き物系、炒め物系の調理も出来る万能調理ギアです。

 

大・中・小の様なサイズ展開ですが、僕は16サイズをセレクト。

ソロ用ストーブでも扱えて、ステーキ肉一枚は丁度収まるサイズ。

 

取手は火傷防止のカバーが付いているので素手で扱えます。

 

汚れもこびり付きにくい加工がされているので洗いも楽々。

 

先述した通りの調理はもちろん、カレー皿の代わりなどなど・・・

使い方は発想次第。

 

コイツとちょっとした深型クッカーさえあれば調理系ギアは事足りる様に感じます。

 

キャンプ用フライパンと言えば焚火フライパン、スキレットなどが挙げられますが、奴らは重い・・・

重さが気にならなければ良いと思いますが。

 

2021年年始現在、amazonでは売り切れですが実店舗にはまだまだ見かけます。

モンベルショップはもちろん、イオンのアウトドア用品店など。

 

 

 

3:ゆるキャン△カトラリーセット

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https://www.amazon.co.jp/ホビーストック-Hobby-stock-ゆるキャン△-カトラリーセット/dp/B07D8ZN41V/ref=sr_1_20?dchild=1&keywords=ゆるキャン&qid=1609570824&sr=8-20

 

え?キャラクターグッズ?と思われるかも知れませんが、侮るなかれ。

カトラリーセットとして非常に優秀な逸品です。

 

カトラリーセットって、折り畳み可能なタイプとかカラビナで一つにまとめられるタイプとか色々あると思います。

しかし素材の剛性が弱くて壊れやすかったり、コンパクトにはなるけど食事には向いていなかったり

思わぬ落とし穴がある中でこのカトラリーセットは頑丈さとコンパクト性、使いやすさをバランス良く兼ね備えています。

 

ステンレス製で傷付き難く、収納時は全て一つにまとまる。

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頑丈ゆえにステーキなどガッツリした食事も問題なく、ステーキナイフも切れ味良し。

 

ゆるキャンの一ファンとして購入したつもりがすっかり定番アイテム。

 

あとは箸さえあれば・・・。

 

 

4:Nature hike ダウンシュラフ

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https://www.amazon.co.jp/Naturehike公式ショップ-570g超軽量シュラフ-ファッションデザイン-キャンプ・防災・車中泊・室内用-最低使用温度2度(ネイビー)/dp/B076DW86W3/ref=sr_1_9?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=35T564KXAIAJA&dchild=1&keywords=ネイチャーハイク+インナーシュラフ&qid=1609572016&sprefix=ネイチャーハイク%E3%80%80インナー%2Caps%2C283&sr=8-9

 

またもやネイチャーハイクです。

やっぱイイんです。このメーカー。

 

これ単体では超コンパクトな夏用シュラフ。冬はオールシーズンタイプのシュラフに入れて冬用化。

使い勝手がよろしい。

 

通常ダウンシュラフは諭吉さんが何人か出張するほど高価。

初心者が手を出しづらいアイテムNo1・・・・・。

 

しかしこちらは八千円ほどなのでかなりお安め。

安い中国製ダウンは獣臭いと言われますが、こちらはそんなことも無く。

 

冬、ヘタなシュラフで寝たら死にます。マジで。

実際の使用例として、-4℃の冬の河川キャンプ場という環境下でNANGAの化繊シュラフ(オールシーズン)と組み合わせて使用。

途中目が覚めることも無く、不快感も無く、快適でした。

 

 5:mont-bell ムーンライトテント2型

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www.amazon.co.jp

 

あまりにも有名なテント。僕も買ってしまいました。

これはお勧めするかどうか悩みました。何せ入手困難なもんで。

 

しかしあまりにも良いテントだったので紹介します。

 

このテント、なぜ有名かと言うと

しつこい様ですがまたゆるキャンの影響です。笑 

 

主人公の一人のリンが使用するテントで、テントのデザインの美しさも相まって爆売れ。

リンが使用する旧型ムーンライト3型は勿論、類似する2型や新型ムーンライト2型等も在庫切れ。

 

特に劇中カラーである「タン」というベージュ系カラーは超入手困難。

あっても上記リンク先の販売ページの様な高額転売先が主。(それすら稀なレベル)

 

「あ・・いいやそれなら・・」と手を引いてしまいそうですがちょっと待った。

このテントの良さをお勧めしたい。特にソロキャンがメインの方には。

 

まず上記の入手方法に追記したいのだけど、メルカリならまだ手に入ります。

もちろん安くは無いが、3〜5万円ほどで出品されている。

 

僕は旧2型を34000円で購入しました。

 

さてさて、良いところを紹介すると

・室内が広い

・前室もそこそこ広い

・広さの割に収納時コンパクト

・設営が簡単。(初めてなら15分。2回目以降5分)

 

ざっとこんな感じ。

その名の通り、月明かりのみの環境下でも設営できるほど簡単なテント

 

しかし簡単だからって機能性を欠いているわけでは無く、ソロキャンプには十二分な快適性。

色もタンカラーならあらゆるカラーとのマッチも良いので他ギアとのコーディネートに迷わない。

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 あとは、何型を買うか?なのです。

1型なら1人用、2型なら2人用という様に、数字毎に適応人数が変わります。

 

個人的には2型か3型をお勧めします。

 

快適かつ見た目も良いのでキャンプへのモチベーションが上がりますね。

中々入手困難ですが、機会があれば是非。

 

 

6:ワークマン DIAMAGIC DIRECT(R)(ディアマジックダイレクト)綿リップ防風防寒ジャケット

 

WM3635 DIAMAGIC DIRECT(R)(ディアマジックダイレクト)綿リップ防風防寒ジャケット | 作業着のワークマン公式オンラインストア

 

最近Youtubeでも話題のワークマンですが、僕も愛用しています。

 

こちらのジャケットは俗にモッズコートと呼ばれるタイプのアウターで、カジュアルな着こなしが可能な非常にファッショナブルなアイテムです。

 

冬キャンプのお供にと考えて購入。

使用回数はまだ少ないですが絶賛したい性能です。

 

まず、防寒性と防風性は申し分ありません。

中綿と裏ボア、表面は綿素材で出来ているので真冬の屋外はもちろんバイクの走行風さえもろともしません。

(ただし高速道路走行時はライジャケと比べると風の抵抗が多少強くなります。)

 

ポケット数も多く小物入れに困らず、表面は強撥水加工がされています。

小雨くらいなら平気ですね。

 

更には綿素材なので焚火も出来る。

 

まさにバイクキャンパーの理想形。

ここまでの高性能、ファッション性で3900円!

 

コスパの鬼ですよ・・・ワークマン・・。

しかしこちらも超人気商品。

定期的に入荷はしている様なので見かけたら買っておいた方が良いです。

 

ちなみにサイズ感は結構ピッタリめなのでワンサイズ大きく買うことをお勧めします。

 

 

 7:ダイソー ミニコンテナ

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所謂、百均キャンプギアというヤツです。

この界隈も最近盛り上がってますね。

 

商品ページが見つからないのでこれは是非店頭で探してみて欲しいのですが、このコンテナを僕は調味料ケースとして使っています

 

その他にも様々な用途に使えるので一個あると中々便利です。

容量はあるのにコンパクトで、同じ製品同士でスタックも可能。

 

キャンプバックの中でバラつきがちなアイテムをまとめるのに重宝します。

 

見た目も可愛いですし、百均ギアの中では特にお気に入りです。

 

 

 

 8:ユニフレーム 燕三条の斧

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https://www.amazon.co.jp/ユニフレーム-UNIFLAME-TSURUBAMI-燕三条乃斧-684191/dp/B07SLMG672/ref=gp_aw_ybh_a_29?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=RHD26QR6S4K5JDQBS982

 

さてさて、キャンプギアメーカーに戻りまして王道のユニフレームです。

 

ソロキャン界隈では有名なこの斧ですが、やはり人気なだけはありますね。

とてもとても薪割りがやり易くなった。

 

燕三条というのは簡単に説明すると、新潟県のとある町の名前。

燕三条では古来より刃物・金物の製造が盛んで、その質の良さは国内外問わず好評です。

 

そんな燕三条製のこちらの斧ですが、切れ味はもちろん非常に気の利いた工夫が施されています。

 

まずはそのコンパクトさ。

ナタとノコギリを持っていくより遥かに軽くてスペースも取りません。

 

少しだけバトニングして刃を薪に食い込ませれば1〜2振りでスパーンと割れる。

切れ味良すぎて怖いくらい。

 

刃の反対側に付いている窪みは、細い薪を挟んでテコの原理で割るためにあります。

笑’sのコンパクト焚火グリルに代表される様な、ミニ焚火台に使用する薪を作りやすい様にする工夫が施されています。

 

(ミニ焚火台って薪を細分化しなきゃいけないので意外と手間なんですよね・・・なのでこの子があれば解決かも?)

 

手入れさえ忘れずにいれば長期間使えますし、この性能と品質で7000円しないのは安い。

 

値段が結構上下動するので、より安いときを狙うのもありですね。

 

 

9:Jekeno 軽量ペグハンマー

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https://www.amazon.co.jp/テントハンマー-キャンプハンマー-軽量-Jekeno-ペグ打ち-ペグ抜き-高炭素鋼-アルミ製-ツーリングキャンプ/dp/B07F2FCDXK/ref=sr_1_4_sspa?dchild=1&keywords=ペグハンマー&qid=1610334343&sr=8-4-spons&psc=1&spLa=ZW5jcnlwdGVkUXVhbGlmaWVyPUExVldUQlNNWVQ5NDVFJmVuY3J5cHRlZElkPUExMDEyNzc0MURXRjZHQjZSQTNZWCZlbmNyeXB0ZWRBZElkPUFaRUhPTTNIQUhPTk4md2lkZ2V0TmFtZT1zcF9hdGYmYWN0aW9uPWNsaWNrUmVkaXJlY3QmZG9Ob3RMb2dDbGljaz10cnVl

 

ソロキャンにおけるペグハンマーの有無には賛否両論ありますが、僕は持っておいた方が良いと思うギアです。

 

このペグハンマーは冒頭のネイチャーハイクと同じく、amazonに広く展開する「中華系ギア」の一種です。

これらの共通点として何度も言いますが本当にコスパが高いですね。

(あとはメーカー名の読み方がよく分からない・・・笑)

 

このペグハンマーですが、その名の通り軽量

ソロキャンに持っていくことを迷わないお手軽感。

 

ハンマー部分は非常に強く、半年間10回前後のキャンプで鍛造ペグ(ペグの中でも特に強固なタイプ)を打ち続けましたが塗装が軽く剥がれた程度。

 

ハンマー部分の反対側はちょっとしたスコップになっているので、サイト内の小石を掘り返して撤去することもできるし、通常のペグ抜きでは抜きづらいYペグ、Vペグなどをスコップの先端に引っ掛けて抜くこともできる。

 

底部はペグ抜きになっているので撤収時も楽チン。

 

こいつは中々、このリストの中でもお勧めの逸品ですよ。

 

10:ヘリノックス チェアゼロ

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https://www.amazon.co.jp/Helinox-ヘリノックス-キャンプチェア-チェアゼロ-1822177/dp/B07P45ZTXW/ref=cs_sr_dp_3?__mk_ja_JP=カタカナ&dchild=1&keywords=ヘリノックス+チェアゼロ&qid=1610336352&sr=8-2

 

最後はこちら。キャンプチェアと言えばこのメーカー。

 

軽量チェアの中では抜群の軽量さ。

 

490グラムで収納時のサイズも細い。

チェアはパッキングの際にどうしても嵩張ってしまうけど、こいつは全く問題にならない。

 

これだけ軽いと意外にも焚火の際に便利で、焚火は風の吹く方向次第で火の粉や煙の行く方向がフラフラと変わる。

その度にポジションを変える時、これだけ軽いとかなり身軽。

 

座り心地は正直まあまあ。ソロ用チェアなんて大体そんな物だけど。

 

とてもコンパクトなので今後フェスや公園の散歩など、キャンプ外のレジャーにも非常に持って行きやすい。

 

amazonでは俗に言う「パチノックス」という類似品があり、格安で購入できる上に座り心地もほとんど変わらない物があるけども、もし多少お金を出せるならこちらを選んで頂きたいところです。

 

僕自身、パチノックスを持って一つ愛用しています。

ただやはり、コンパクトさはヘリノックスチェアゼロの圧勝だし、組み立てやすさも圧勝。

 

脚の部分もヘリノックスの方が強くてグラつきが少ない。

 

ただし気をつけて欲しいのが、火の粉と盗難。

かなり薄いポリ生地なのでちょっとした火の粉で多分簡単に穴が空くと思います。

 

そして何より盗難。軽くて小さくなるし、転売すれば高額で売れる。

 

ヘリノックス製品は本当に盗まれ易いので、その場を離れる場合や就寝時は車やテント内に仕舞いましょう。

油断禁物です。

 

 

 

 

 

ー終わりにー

 

さて、ここまで紹介して来ましたが何か気になる物はありましたか?

ソロキャン用のギア選びは難しいですよね・・

快適性を欠いて軽量化を図るのか?

その逆か?

両立されている物は多くはなく、あっても高額。

 

中々お財布との相談が終わらない案件かと思いますが、自分にとってのベストを見つけ出してみてください!

ちなみに多少の失敗もアリだと思いますよ。買ってみないと、そして使ってみないと分からないことが実は中華メーカーだろうと高級国産メーカーだろうと関係無くありますからね。

 

それでは、ここまでお付き合い頂きありがとうございました!

このブログでは、一人旅、観光地、キャンプ、バイク関連の記事を投稿しています。

良かったらまたいらしてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大宮公園の旅

 

・春も麗に

 

あったかくなって来たねぇ

 

旅日和だ。

 

花粉にやられているけど。

 

 

いい加減寒さも無くなって春らしくなってきたこの頃

今回はとある公園へ行ってみた。

 

その名大宮公園

 

埼玉県さいたま市の大型の公園で、景観も良くあらゆる運動場(テニスコートとか)やテントサイトがあり、小さな遊園地に小さな動物園。

ギャラリーや博物館も備え、ちょっとした食堂と売店、かき氷に焼きそば

周辺にはお洒落なカフェや懐石料理店に蕎麦屋

 

 

あり過ぎん?

 

 

と、思うくらい何でもある公園。

 

 

今回は何でもあり過ぎなスーパー公園、大宮公園へ行って来た。

 

 

・大宮駅からすぐそこ

 

大宮公園 というだけあって、あの大宮駅から東武アーバンパークラインでたったの二駅だ。

10分もあれば着く。

 

駅名は大宮公園駅そのまんまです。

 

非常にのどかな地域で、ミニ東京と言っても過言では無い、人で溢れかえる大宮が目と鼻の先にも関わらずもの凄く静か。

 

駅舎は木目調でとてもお洒落だ。

駅を出ると巨木がお出迎えしてくれる。

 

 

5分ほど歩くと博物館が見えて来た。

博物館の隣の路地から公園内へ。

 

正門、というか 

本来の大きな入り口もあるんだけど、駅からかなり歩くから此処から入っても良い。

 

博物館を越えると新緑と大きな池が広がっていた。

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広大な敷地に大きな池

吹き抜ける静かな冷たい風

 


まるで軽井沢に来たかの様な爽やかさだ。

 


軽井沢も不思議なくらい爽やかで涼しい。

 

それに似たものがある。

 

 

 

この公園の過ごし方は本当に人それぞれだ。

 


散歩やランニングをする人、恋人と談笑している人、部活帰りの友達同士、写真家、ベンチの読書家、子供連れのレジャー

 


沢山の人が居るけど、とてつもなく広いからか開放感があって混み合っている様には見えない。

 

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公園の中には珍しく売店もある。

それも縁日の様な売店だ。

 


焼きそばやかき氷にソフトクリーム、店内に入れば軽食もあり、子供向けのおもちゃも売ってる。

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売店その1

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売店その2


売店で買ったものを草木に寝そべって食べるのも良いね

 


樹木が程良く高いので陽当たりが柔らかい。

だから暑く無いし、かと言って暗い訳でもない

 

 

・公園内にまさかの動物園

 


売店もそうだけど、公園内に動物園があるなんてビックリだよね。

 

 

 

規模は小さいけど、大宮公園の奥の方に動物園がある。

 


さっきの写真の「売店その2」がある広場から少し行ったところ。

ミニ遊園地の奥。

 

 

 

公園の動物園だから野鳥くらいじゃないの?

って思っていたんだけど、完全にナメていた。

 


これがビックリで、霊長類や可愛い哺乳類、鳥類に猛獣など

 


わりとガチだ。

 

 

 

僕が見た中で特に良かったのはカピバラと猛獣コーナー

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カピバラはもちろん可愛いけど、隣の猛獣コーナーでは人生で初めて本物のハイエナを見た。

youtu.be

(狙ってない…!?これ狙われてない!?)

 


ハイエナ怖っ…。

 

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その隣にはツキノワグマ

おもちゃ代わりの木の棒をブンブンに振り回してるの可愛い。

 

 

 

猛獣コーナーの隣には鳥類が半放し飼いになっている大型の飼育ケージがあって、その中に入ることも出来る。

ごく間近で普段見れない様な鳥類にお目にかかれる。

動画に収めてるので良かったら見てみて!


明治天皇が訪れた氷川神社

 


大宮公園、実はまだまだ見所がある。

 


それが武蔵一宮氷川神社

通称、大宮氷川神社

此処はなんと明治天皇が訪れた事でも知られていて、全国280社ある全氷川神社の総本山。

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公園内にある神社だが非常に大きく景観も大変美しい。

 


なんとなく鎌倉に行った時の事を思い出した。

 


「おっ、神社あるじゃん」

 


くらいで立ち寄ったのだが、予想以上に規模がある。

 


長い玉砂利の参道、大鳥居、小さな神社が数件出迎え

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その奥へ進む。

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そしてようやく拝殿へ。

 

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子供が産まれたらまず此処に来て参拝するのだろうか?

生後間もない子を連れた一張羅の子連れやその親戚一同が多く訪れている。

 

 

 

子供はいないけど、お賽銭を入れてお祈りした。

旅の安全祈願。

 

 

 

大宮公園は駅の裏側に更なる楽しみあり。

 


ここで敢えて公園外の事を書こう。

 


大宮公園駅から出て、そのまま駅の裏手に行くとちょっとした商店街がある。

此処には古民家カフェや、古雑貨屋さん、定食屋、ケーキ屋さん、一般の方が庭で開催している盆栽展など

数多くのお楽しみが隠されている。

 


個人的には踏み切りのすぐ近くにある「福丸コーヒー」をオススメしたい。

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古民家をリノベーションしたカフェで、飲み物とランチを楽しめる。

 

retty.me


遊び疲れたら爽やかな風が通り抜ける穏やかな店内でゆっくりするのもまた一興。

ハンバーグランチを頂いたけど、とても美味しかった。

 

 

 

・まだある!?大宮第二公園と第三公園

 


さて、これで最後。

歩き回ってランチも食べて、だいぶ疲れて来たけどラストスパート。

 


大宮公園のお隣、大宮第二公園へ。

 

 

 

そうなんすよ。これだけ規模があるのにまだあるんすよ。

遊び切れないでしょうが!

 


埼玉NACK5スタジアムをグルッと周って、連絡路を通って第二公園へ。

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ハナミズキがめちゃくちゃ綺麗。

桜はほぼ散ってしまっているけど、これはこれで良いね。

 


ちなみに、僕はスタジアムを見たくて回り道をしているけど普通だったら連絡橋を渡って行った方がいい。

 


結構な遠回りになるので。

 

 

 

 


そんなこんなしている内に大宮第二公園へ到着。

 


規模は大宮公園と同じくらいだけど、遊具などは無く広大なお散歩コースとテントサイト、幾つもの運動場がある。

 

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さてと、一休み。

コンビニで買ってきたアイスコーヒーを啜りながら緑と青に彩られた景色を楽しむ。

 


控えめに言って、天国である。

超気持ちいい。

 


テントサイトの近くでは何かのミスコン的なイベントが開催されていた。

 


ミス大宮?なんだろう?

 


最初の大宮公園と違って目の前の視界が開けている。

 


より広さを感じるし、開放感がある。

 


第二、第三はこんな感じだ。

両方とも、遊技場というよりは開放的な広場と運動場。

あとはちょっとしたギャラリー。

 


遊び倒すなら大宮公園、マイペースにのんびりするなら大宮第二、第三公園

本当に一日中居れる。

 

 

 

 


午後3時、少し早いけど帰路につく。

 


帰ってゲームがしたくなってきた。(ダメ人間)

 

 

 

 


・旅のあとがき

 


本当にオアシスと言うべき公園だった。

利用している人達の車のナンバーを見ると、都内から群馬県や栃木に茨城と

この公園が関東民の憩いの地である事が伺い知れる。

 


ゆっくり過ごすも良し

遊び倒すも良し

一人でブラブラするも良し

 


是非言ってみて欲しい。

 


今回も例の如く、YouTubeに動画をアップしています。

良かったら見て行ってね!

youtu.be

 

 

 


・次回予告

次回は京都、奈良!

ゴールデンウイーク真っ只中の京都奈良を二編に渡ってお送りします!

 

 

 

お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北千住の旅

 


・悩んだ挙句の

 


今回の旅先はとても悩んだ。

 


川越、茨城の滝、と来たら…

 


秩父 と思いついたが

「埼玉はこの前アップしたからなぁ…」

 


茨城の牛久大仏! と思いついたが

「茨城もこの前行ったじゃん!」

 


と断念。

結局前日までどこに行こうか迷っていた。

 


その挙句、思い付いたのが

「東京の下町を撮りたい。」

である。

 


そこで決めたのが今回の北千住。

 


実は北千住はここ数年で移住する人が急増していて、北千住近郊の八潮市草加市越谷市のベットタウン化に続いてヤングファミリー層向けの家屋や集合住宅が増えている。

 


また、無数にある商店街にお洒落なカフェや個性豊かなファストフード店がオープンし、それらのお店の話題性やインスタ映えの良さから若者を中心に賑わいを見せている。

 

 

 

・足立区、北千住。治安が悪いという噂?

 

 

 

足立区 と聞くと「治安が良くない」とイメージする人が多いようだ。

 


僕は逆に、何のイメージも持っていなかった。

 


しかし、身近な東京都民の知り合いからは「足立区は治安が悪い」なんて話をよく聞いていた。

 


実際のところ、ネット上でも同じ様な事が言われている。

(自転車盗難が多いとかなんとか)

 


何はともあれ、行ってみなくては分からない。

電車に揺られてしばらく、僕は北千住の地に足を踏み入れた。

 


・幾多もの商店街が集まる、個性豊かな街

 

 

 

到着してまず目の前に下町感のある商店街、「学園通り」

 

 

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学園通り



 


足立学園の目の前にあるからこの名前。

こんな雰囲気の商店街がこの街には沢山ある。

 


大概一つの街に一つの商店街だが、僕が今回見た限りでは三つの商店街が北千住を賑わせていた。 


懐かしさ と言うよりも独特の地域性を感じる。

人が自分達の手で積み上げて創り上げてきた様な、この街自体への愛着が見て取れる。

 

 

 

他の商店街も回ってみて思ったのは、程よく時代に合わせているなぁ ということ。

 

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魚屋さん?


何となく下北沢に似た雰囲気を感じるのだけれど、お洒落で可愛いカフェや変わったファストフード、小さな古着屋

酒場も"バー"というよりも"バル"

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しかし昔ながらの商店も残っている

 


どうやら、こういう新しいお店達が若い子を惹きつけて

インスタに投稿された写真から話題となり更に人を呼ぶ。

 


最早この時点ではもう、「足立区=治安が悪い」というイメージは忘れていた。

 


思った以上に賑わっていて、かつ穏やかなのだ。

 


此処にヤングファミリーが移住して来る理由が分かる。

 


お洒落なお店も大型店舗もあるから買い物には困らないし、河川敷に行けば子供と外遊びも出来る。

 


また北千住は都心への接続駅でもある為、出かけ易い。通勤にも良い。

 


・天空からの観望

商店街を練り歩く前にこんな所に行っていた。

東京芸術センター 天空劇

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駅から少し行った所にある、映画、ギャラリー、展望レストラン、コンサートホールが複合された芸術関連の施設だ。

 


景色を見る為に入って行く。

この日の劇場では北千住オカリナサークルの発表会が開催されていた。

 


特に知っていた訳では無いのだが、「見ていかれますか?」と誘って頂いたので少しだけお邪魔して来た。

 

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(だから今回の動画のBGMにはオカリナの曲を使用した)

 

 

 

・レジャーが楽しめる荒川の河川敷

 


この景色はお馴染みだろうか?

 

 


よく電車でこの上を通過する人も多いと思う。

 


商店街や神社を巡った後にたどり着いたのは此処、荒川の河川敷。

 


川を挟んだ広場では少年野球やサッカーの試合が行われていて

大勢の人がスポーツを楽しんでいる。

 


少し早い気もするが鯉のぼりも揚がっていて、なんだかほっこり。

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こういうアングルも良き


緑と花と川と

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バーベキューとか此処で出来るのかな…?

出来たら最高よね。

 

 

 

 


ちなみにこの近くの生涯学習センターという所ではまだ桜がしっかり咲いていた。

 


もうすっかり葉桜かと思っていたけど、こんなに立派な桜を今の内に見れて満足。

 

 

 

と言うわけで、最後にとっておきの場所へ向かう。

 

 

 

・東京のキングオブ銭湯

 


最近になって、改めて注目されている銭湯

 


それにあやかり、銭湯にあらゆるサービスを追加した「スーパー銭湯」が乱立する中

東京下町で不動の人気を誇る銭湯がある。

 


その名も

「大黒湯」。

 


人によっては此処をキングオブ銭湯 と呼ぶほど有名な銭湯だ。

 


ちなみに北千住には「タカラ湯」という縁側でくつろげる銭湯もあったりする。

石原さとみのコマーシャルで知ってる人も多いと思うけど

 

 

 

今回の旅路の最後は、その大黒湯へと向かう。

:

 

 

 

桜を満喫して歩き始める。

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北千住駅西口から出た先の大通りを少し行き、小道に入ると…

 


おっと、あったぞ

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adachi1010.tokyo


神社?と思うほど威厳のある店構え。

この日、到着した時はたまたま営業していなかったので中には入っていないが、まさにドラマやアニメで出てくる様な「ザ・銭湯」である。

 


僕の地元、群馬県で銭湯と言うともう少し民家の様な見た目なのだが

大黒湯はまるで神社

 


内装が気になる人はググってみて欲しい。

 


浴場の富士は圧巻の一言だ。

中は歴史を感じる作りで、昭和レトロを作り出してる空間では無く本当に昔からほぼそのまま。

 


次は営業しているタイミングを調べてから来よう(笑

 


出来たらタカラ湯とハシゴしたい。

 

 

 

 

 

 

 


・旅のあとがき

 


迷いに迷い、向かった北千住。

 


噂されるイメージを覆すほのぼのとした雰囲気

 


商店街に建ち並ぶお洒落なお店達

 


そして歴史ある銭湯。

 


あまりゆっくりしている時間が無かった事もあり、早足で周ってしまったのだが

次回に来る時はしっかりスケジュールを空けて訪れる事にしよう。

楽しみ尽くしたい街だ。

 

 

 

さてそれでは次回予告。

 

 次回は再びの埼玉県!

動物園も無料!?何でもあるスーパー公園、一日遊べる大宮公園で散歩に動物園にカフェに楽しみ尽くす!

 

 

 

今回ももちろん動画にしてあるので良かったら僕のYouTubeを見て行って下さい!

それではまた次回。

 

youtu.be

 

 

 

日本百名滝 袋田の滝へ

 

・徳川家由来の名滝、袋田の滝

 

その日は大幅に遅れて出発した。

 

今回の目的地は茨城県久慈郡大子町に在る日本百名滝の一つ、

袋田の滝

 

僕が暮らしている埼玉の隅っこからは車で行くのがベスト

 

しかし まぁ遠い…。

 

車で休憩含めて4時間。

高速で行っても下道で行っても大して変わらない。

 

そんなこんなで、早朝に出るべきなのに僕は出遅れた。

理由は寝坊。最早お決まりだ。

 

あらかじめ用意していた宿泊用荷物とカメラ、MacBook、これだけを持って愛車に乗り込む。

 

 

午前11時出発、旅館のリェックインは午後3時

 

ギリギリだぁ。

 

運転しながら朝メシを口に突っ込み、ともかく急いだ。

 

 

そんな感じで、今回の旅は慌ただしく始まった。

 

 

・下道でも快適な茨城県への道

 

茨城県自体はそこまで遠くない。

しかし、茨城県は他県と違って「行くのが難しい地域」と「楽に行ける地域」が分かれる。

 

これは茨城の友人に聞いた。

 

茨城県水戸市から上下に分けて、下の方。

つまり東京寄りの方はアクセスがし易い。

 

夏は水戸市から海沿いに行った大洗でROCK IN JAPAN FESが開催され、10月には日本一の規模を誇る花火の土浦の花火大会が開催される。

 

人の往来も多い為か駅のアクセスも良い。

 

 

変わって上の方。

北茨城と呼ばれる地域は電車でのアクセスが難しい。

 

その為行くなら車で行くことをおすすめする。

 

ただ、北茨城へ向かう道路は遠い割には意外にも快適だ。

 

道幅も広くて信号も少ないので、スムーズに行ける。

定期的に道の駅があるから休憩も充分。

 

途中、五霞(ごか)という茨城の道の駅に寄った

そこで不思議な物を食べたんだ

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天ぷらアイス

 天ぷらアイス ・・・!?

最初に屋台で見たときは何かの見間違いかと思ったが、そんなことは無く

本当にアイスを衣で包んで揚げているのだ。

 

そういえば茨城のご当時スイーツに「揚げもみじ饅頭」なるものがあったはず

 

「甘いもの」=「揚げ」に行き着くのか?

うーん。罪な味。

 

アイス天ぷら、これがまた美味しくて

温かくてサクッとした衣の中から少しだけ柔らかくなったアイスがたっぷり

最初はアイスに対して衣の香りがすることに違和感あるのだが、意外とすぐ慣れて逆に病み付き。

 

 

とまぁ、そんなこんなで長距離ドライブを続けて数時間後、ようやく目的地である袋田の滝を抱える町、大子町へとたどり着く。

 

 

・静かに霧を纏う、大子袋田

 

出発から3時間半。

なんとかチェックインにギリギリ間に合った

 

今回宿泊したのは和モダンな雰囲気の旅館、「滝美館」(たきみかん)。

 

僕は普段、旅先で泊まる事はなく大概日帰りなのだが

今回に関しては2日かけたい理由があった。

 

実はこの2日目の事は動画にしていないのでしっかり此処で書こうと思う。

 

youtu.be

とりあえず荷物を置いて駆け足で外へ出る。

 

袋田の滝が営業終了してしまうのは17時なのでもうすぐだ。

 

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外の景色は小さな温泉街のような景色。

沢山の鯉のぼりが掲げられている。

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大子町では4/12〜5/17の間で鯉のぼり祭りが開催される。

 

袋田では少し早めの鯉のぼり。

時たま見かける大きな黒い鯉は鯉ではなく、どうやら鮎らしい。

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久慈川に生息する鮎はこの町では一大名物だ。

そこら中の屋台で塩焼きが売っていて、大きなお店もあるくらい。

 

 

 

・トンネルを抜け、ついに滝へ

少し坂を登り、その先にあるトンネルへ向かう。

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中は仄暗いが、天井のライトに温もりを感じる。

途中、仏壇があった。

このトンネルの安全祈願だろうか?

 

 

少し進むと「恋人の聖地」らしいフォトスポットもあった。

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ここはARで特殊な写真が撮れる工夫がされていて、QRコードを読み込むことで袋田の滝のイメージキャラクターと写真が撮れる。

 

こんな工夫も最近導入したらしい。

 

観光客誘致に積極的だ。

 

 

もう一つ脇道があって、そこを行くと吊り橋が現れる。

 

割とガッチリした吊り橋だけど、渡ると「ミシッ…!ギシッ…!」と鳴り始める。

 

動画でも話したけど、吊り橋効果(危機的な状況下に男女二人だけになると、それを乗り越えようとする過程で相手を好きになる可能性が高くなる心理効果)も期待できるかも…?

 

ちなみにここからも滝を眺める事が出来る。

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脇道へ逸れて遊びつつ、展望スペースへ歩く。

 

展望スペースの前に今度は神社。

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こっちは本格的に神社だ。

皆ここを参拝してから滝を臨む。

 

そしてついに、滝とご対面

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袋田の滝

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時期的に水量が少なく、白糸の滝のようになっているけど

水量ピークの夏に来ると展望スペースに居ても水飛沫で濡れてしまうほどの勢いなんだとか。

 

ちなみに、人気のシーズンは秋。

 

もちろん理由は紅葉とのコラボレーションだ。

 

あとは冬のライトアップ。

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こんなかんじで、滝を様々な色でライトアップしてトンネルの中にも工夫も凝らすらしい。

(売店のおばちゃんがこのライトアップを興奮気味でお勧めしてくれた。ありがとう!)

 

今年、四季を通して行けたらいいな

いかんせん遠いけど、観てみたい。

 

 

袋田の滝は歴史上の偉人も多く訪れていて、彼らが詠んだ詩も掲載されている。

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その中には水戸黄門の名も。

 

 

一通り満足したので帰る…かと思いきや

実は袋田の滝には更に上から観れるスポットがある。

 

さっきの神社の手前の脇道を行ってエレベーターに乗ると

滝全体を上から一望出来るのだ。

 

 

上から一望するには持ってこいのポジションだが、もう一つ良い場所がある。

 

丁度滝の右側を登るハイキングコースがあるのだ。

ハイキングコースから登ると一望出来る上に滝を接近した状態で臨める。

 

僕も登りたかったけど、今回はハイキングに行ける格好をしていなかったので断念…

水量の多い夏場にトライしてみたい。

 

 

・屋台街で食べ歩く

袋田を訪れて印象的だったのは屋台街

 

そこまで沢山では無いけど、滝までの道のりは全てお土産や屋台で埋め尽くされている。

 

屋台で売っているものは大体焼き串団子、鮎の塩焼き、芋の串焼き

 

微妙に店ごとにバリエーションが変わるが、ほとんど同じかな?

味付けに使われている味噌はこの地方特有の柚子味噌なんだとか

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僕も食べてきました。

滝に一番近い定食屋さんの串団子なんだけど、ここの若い男性店主さんがとても気さくで、撮影にも快く応じてくれた。

おかげで、登場人物の少ない僕の動画に珍しく人が現れた訳だ。

 

この定食屋さんにはコタツ席もあって、コタツに入りながら定食と串焼きを食べるなんてのもあり。

 

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(これは何だったのだろう…?)

 

 

昔ながらの屋台街だけど、一件だけ随分お洒落なカフェもある。

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この通りでは珍しく、洋食もある

 

ただ、屋台街には注意点が一つある。それは

 

閉店時間がめっちゃ早い。

 

さっきの定食屋さんから始まり、食べ歩きでもしようと思ったのだが これがビックリ

 

17時の滝の営業終了に合わせてみんな一斉に店仕舞い

 

だから食べたいものがあったら早めに行くほうが良い

この写真のカフェに行く気満々だったのだが、完全にミスった。

 

 

水戸黄門が植えた桜

滝と食を楽しんで次に向かったのは外大野の枝垂れ桜。

 

袋田の滝から車で30分ほど、小高い丘の上にある大きな枝垂れ桜だ。

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この桜、実はあの水戸黄門が植えたことで知られている枝垂れ桜なのだ。

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まだ蕾の段階だ。今頃は咲いてるかな?

桜の全体像は動画にしっかり納めたので良かったら見て欲しい。

この桜の景色を、水戸黄門本人はその目に納めたのだろうか?

彼が「美しくなるように」と植えた桜を、彼の没後数百年後を生きる僕たちが愛でる。

なんだか感慨深いスポットだ。

 

・旅館、滝見館で一泊

先述した通り、この日は珍しく旅館を予約していた。

大抵僕は安宿かゲストハウス、極論は車中泊で済ませるのだが今回は特別。

 

外大野から戻り滝の麓の旅館、滝見館へ帰った。

 

 この旅館、実は袋田の旅館の中でもトップクラスの評価を叩き出していて

特に料理が美味いんだとか。

 

と言う訳で・・

 

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ムフフフ。

お料理は地元野菜や、魚肉を中心とした非常にヘルシーな和食目メニューで

極め付けは写真の焼き物と釜飯。

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釜飯。。また食べたいな。。

あと刺身が大変美味しかった!ブリっとした肉厚のマグロとイカ、太平洋に面しているから魚介が新鮮なのかな?

 

お部屋に持ってきて配膳なり説明なりをしてくれるので、気分も最高潮。

配膳を担当してくれたおかみさんが気さくな方でとてもほっこりしたよ。

 

食べ終わって支配人さんが最後のデザートを持ってきてくれたんだけど、

「お客さん綺麗に食べてくれたね~。こっちも気持ちいいですよ。」

なんて褒められてしまった。

 

 

 

ちなみに滝見館には温泉もある。

露天風呂は無く、造りも非常に簡単な物だけどお湯は少しだけ熱めでジワジワと温めてくれる

24時間いつでも入浴出来るのも良いところだ。

 

オススメは食事の時間を18時頃と少し早めに設定して、逆に他のお客さんがご飯を食べるような時間に温泉に行って独り占めしちゃうこと

 

www.takimikan.jp

 

コメダ、スタバを凌ぐ茨城の超有名カフェへ

 

正直、いつの間に寝たのか分からなかった。そんな朝。

 

温泉を独り占めし、部屋でダラダラと寝転がってお酒飲んでちょっと編集して

そんなこんなしていたら知らない内に寝ていた

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朝ごはんは柏餅。近所の唯一のコンビニ、「ヤマザキショップ」の店主のおばあちゃん手作り柏餅。

二日目には別の目的があった

実はこの地方に超個人的な私用があったのもそうだが、大きな目的の一つに「とある有名カフェに行く」というのがあった

 

その名を聞いたことがあるだろうか?「サザコーヒー」。

 

茨城県勝田市発祥のカフェで、都心には品川と埼玉の大宮に店を構えている。

 

地元では大手チェーンであるコメダ珈琲やスタバを遥かに凌ぐ人気と繁盛ぶりで

「多産多死の業界」と言われるカフェ業界で40年以上どっしりと構えている。

 

興味本位でサザコーヒーを特集した本を買い、すっかりその魅力に惚れ込んだ僕はこの二日目に必ず行くことを決めていた。

 

 

とりあえず、身支度をして旅館を後にする

 

 

車を走らせ、件の”超個人的な私用”を済ませ

昼過ぎ14時、遂に到着。

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勝田本店。茨城県内だと勝田駅水戸駅に店舗があるが、本店でしか出していないメニューや此処でしか観覧出来ないお庭もある為やって来た。

 

中はもの凄い人の数だ。

ごった返しほどでは無いにしても物販コーナーに人は溢れ、カフェそのものはそこそこ待つようだ。

 

 

サザの特徴として面白いのは大手チェーンを圧倒している事だけではない。

普通カフェなら入ってすぐに座席があって

物販コーナーは小さいか、あっても店の一隅にある程度だろう。

 

しかしサザは店とほぼ半分が物販と展示場になっている。

雑貨屋兼ギャラリーかと錯覚するほどだ。

 

扱っている物もサザの商品だけではなく、海外で買い付けて来たであろうビンテージ茶器が所狭しと並ぶ。

 

そこそこの待ち時間は必至だが、物販とその奥の美術展示を見ていればあっという間だ。

 

 

 

そして20分ほど待ち、遂に店内へ。

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店内から見渡す庭

とても美しい・・・

広々とした店内、混んではいるが窮屈感は全く無い。

 

庭を見渡し、見飽きぬ内装に酔い痴れる。

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徳川将軍コーヒー

サザといえば何と言っても他に類を見ないコーヒーの個性だ。

このコーヒーは「徳川将軍コーヒー」

水戸黄門こと徳川光圀公に着想を得たコーヒーで、彼が生きた時代にコーヒーが日本に伝来したことからこの名前のコーヒーが生まれたらしい。 

 

味はイタリアンローストに似た深い苦味が最初にやって来て、徐々に口内の奥にフルーティーな香りが広がる。

不思議な味だ。もちろん大変美味しい。

 

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レモンケーキ

映えるなぁ・・・

ケーキは一律600円で、特に人気があるのはカステラショートケーキ。

 

ちなみに本店でのみ注文出来るメニューというのは、一杯3000円の「エチオピアゲイシャ”」というコーヒーだ。

ゲイシャという名前だが日本の”芸者”とは何ら関係は無い現地の言葉らしい。)

 

300円の間違いじゃない、3000円だ。僕も何度か真偽の程を疑った。

 

毎年コーヒー豆の競りで超高額で競り落とされるウルトラレアなコーヒーだ。

 

今回僕は飲まなかったが、もし本店に行くことがあれば是非。

www.saza.co.jp

 

さて、庭に出てみる。

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ちなみにテラスでも飲食可能だ。

 

 



 ・旅のあとがき

今回はここまで。

自然遺産に温泉旅館に有名コーヒーに、珍しくリッチな旅をした気がする。

 

こんな事を言ったら失礼なのだが、事実茨城県は全国の都道府県魅力度ランキングでは残念な結果になってしまっている。

 

しかし、あまり明るみに出ていないだけでトンデモスポットを沢山抱えているのが茨城の魅力だ。

 

まだまだ訪れたい茨城のスポットが沢山ある。

また近々旅に来よう!!

今回の旅ももちろん動画にしてあるので良かったら見てみてください!

youtu.be

 

 

さて、それでは次回予告。

 

次回の旅先は

東京都足立区 北千住

 

ここ数年で移住者が激増し、若者を多く惹きつける今注目の下町北千住の魅力とは?

 

お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小江戸 川越ひとり旅

・今回の旅の舞台は埼玉県 川越市

 

「ああ嫌だ!埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」

と、最近かの有名な地方ディス漫画「翔んで埼玉」でお馴染み埼玉県。

・・・にやって来た訳だが、「埼玉と言えば」と聞かれて思いつくものがあっただろうか・・・?

 

大変失礼な事なのだがパッと出てこない・・・。

 

とは言いつつも、なんだかんだでやって来たのはここ川越市

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埼玉の小江戸

 

という二つ名を持ち広く知られるこの町は、かつて江戸の城下町として栄え、蔵作りと呼ばれる様式の土蔵や商店が立ち並ぶ伝統的な町だ。

 

建物はレプリカなどでは無く、後継者に継がれ継がれて形や店の内容を変えながらも残り続ける本物の城下町。

 

都心からもアクセスが良く、電車で1時間ほど

車で来ても川越インターがあるので楽チンだ。

 

 

今回僕は電車でやって来た。

 

東武東上線川越駅

 

しかし僕はここに来て気付く・・

 

川越には駅が二つあり、「本川越駅」の方が小江戸に近い事を。

 

東武東上線川越駅から本川越までは2キロほど

 

良い運動と思って歩いてゆく

*1

 

30分くらい歩いて商店街を抜け、ようやくたどり着いた。

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・タイムスリップタウンへ突入!

 

その景色は突然現れた。

さっきまで近代的な商店や小洒落たカフェが立ち並んでいたが、小江戸に入った途端景色が変わった。

 

 

歴史の重みを感じる商店たちが軒を連ねるメインストリート

 

以外にも観光客のほとんどは大学2年生くらいの垢抜けない若者達。

 

モデルの様なポーズを取りながら写真を撮る彼らにとってみたらこの町は素晴らしいフォトスポットだ。

 

 

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川越の裏路地

裏路地なんかも味がある。

 

カフェが隠れてたりもする。

 

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年季の入った電信柱

メインストリートから逸れて裏路地に入るとカフェの他にもお寺や個人商店などなど

 

 

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路地裏の商店

風情がある。

メインストリートは人混みで歩くのも大変だが裏路地は余裕があり、ゆったりとした気分で散策できる。

 

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ご縁?5円

一大スポット、駄菓子屋横丁もそんな裏路地スポットの一つ。

駄菓子屋横丁はしっかり動画に収めたので是非僕のYouTubeで見て欲しい。

【小江戸】川越へ行こう Trip to Kawagoe Saitama Japan - YouTube

 

 

 

・川越のシンボルマーク、時の鐘へ

路地を抜けて向かう先に現れたのは、そう

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時の鐘

川越のシンボル、時の鐘

 

江戸時代に川越藩主の酒井忠勝によって建設が始まり、幾度となく当時の火災により消失しているが、今日までその姿は健在だ。

 

現在の鐘は初代から数えて4代目で、1893年の川越大火の後に関根松五郎という人物により設計された。

 

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一大スポットという事もあり、時の鐘周辺は大賑わいだ。

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時の鐘に向かってまっすぐ歩いて行くと少し開けた路地になる。

 

カフェや食べ歩きできるおさつスナックも売られているのでここで一休みしても良いかもね。

 

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ちなみに、川越の中で一番のフォトスポットは間違いなくここ。

 

駄菓子屋横丁なんかも良いけど、時の鐘の近くで撮るのが一番映えると思う。

 

 

・縁結びの氷川神社

 

街並みを抜けて川越市役所方面へしばらく歩く

 

向かうのは縁結びとして名高い氷川神社

 

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「境内の玉砂利を持ち帰り、大切にすると良縁に恵まれる。」 

 という古くからの言い伝えもあり、白い玉砂利を巫女が包み、神職がお祓いした「縁結び玉」が毎朝8時から20体配られている。

 

夏には2千個以上の江戸風鈴に願いを書いた短冊を結ぶお祭りである「縁結び風鈴」で大変な賑わいを見せる。

 

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境内の日本庭園

川越氷川神社は有名な神社だが、境内は以外にもこじんまりとしている。

しかし小さいわけでも無いので、「混雑していて居心地が・・・」なんて事も無いので大変おすすめだ。

 

この庭園には御神木の様に一本の太い木が祀られている。

 

バッチリ動画に収めているので良かったら見てみて欲しい。

 

 

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この日は境内で結婚式が催されていた。

白無垢を着た花嫁と陣羽織の花婿。洋式が主流になりつつある昨今、和式を目の前にする機会は中々珍しいだろう。

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夕暮れの氷川神社

日が暮れてきた。

景色はより美しさを増してゆく。

 

www.kawagoehikawa.jp



 ・夕暮れ茜色に染まる小江戸川越の美しさ。

 時刻は16時30分、そろそろ駅に向かおう。

 

と、その前に腹ごしらえ。

 

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小倉ホイップコッペパン

川越コッペパンで有名なglin coffee

ほかほかのコッペパンの中に定番から変り種まで、十数種のレパートリーから選べるフレーバーのコッペパンが特徴の小さなカフェ。

僕が頼んだのは北海道産小倉を使用した小倉あんホイップ。

デザートフレーバーだと「パリパリチョコホイップ」も大分そそられた。

その他にもサラダフレーバーもある為、店頭で迷うのは必至だ。

サイズは手のひらに収まるほどで小さめ。女性や子供にはちょうど良いくらいだし、小さくても大変美味しいので満足感がある。

 

さらにコーヒーにも力を入れている様で主力はイタリアンブレンドだ。

イタリアンブレンドは一般的に多く飲食店等で提供されているアメリカンと比べて深みが強く、強い苦味の中に幾重にも重なった香りを味わう事が出来る。

 

テイクアウトも可能だが、個人的にはイートインをオススメしたい。

川越には沢山カフェがあり、休憩がてら雰囲気を味わう事が出来るが、どこもちょっと混んでいる。

 

しかしglin coffeeは一見するとテイクアウトか屋外のテラスのみに見える為、イートインコーナーが空いている。

 

歩き疲れて休憩するには持ってこいのカフェだ。

retty.me

 

さて、外に出て駅に向かう。

夕暮れの茜色に染まる小江戸は感動するほど大変美しい。

 

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17時、この時間になると観光客の姿もまばらになる。

狭い歩道に溢れ返っていた光景もさほどでは無くなり

徐々に静けさを帯びてゆく。

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夕陽に染まる建物がとても美しい

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また違う一面を見せる路地裏

このまま夜まで居たいくらいだ。

謂わゆる「懐かしさ」とは一味違う温かさがある。

 

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少し後ろ髪引かれる様な気持ちで街を後にした。

 

きっと今度は宿を取って来るだろう。

【小江戸】川越へ行こう Trip to Kawagoe Saitama Japan - YouTube


 ・旅のあとがき

さて、いかがだっただろうか?

冒頭ではディスったが埼玉には実は観光地がまだまだ眠っている。

 

ちなみに余談なのだが、埼玉にパッと思いつくものが少ない理由は埼玉に住んでいる方達のライフスタイル性によるものでは無いだろうか?

 

というのも、埼玉に住んでいる人は他県から移住して来た人が多い。

都心へのアクセスが楽な事から仕事の都合で引っ越して来る人も多いし、生活インフラが整っている割には家賃や地価がそんなに高くない。

 

しかしそのまま一生を埼玉で暮らすかと言うとそうでも無くて、数年暮らして地方の地元に帰ったり

転入も転居も多い。それゆえに、例えるなら「九州男児は男らしい」とか、「群馬県民は語気が強い」とか地方性が強くならない。

 

もちろん「埼玉が地元」という人も沢山いるが、数ヶ月前埼玉に暮らして働いて居た頃には身の回りの先輩や同僚たちは「北海道」「茨城」「富山」「大阪」「熊本」「石川」と地元のレパートリーがめちゃくちゃ多かった。

 

ただ、埼玉が地元の人の県民性を言うならば優しくて愛嬌がある。」だと思う。

色んな地方の人達と接しているからか、比較的オープンな人当たりである様に感じる。

 

 

さてさて次回はどこに行こうか?

という事で、次回予告!

 

・次回予告

次の旅先は

茨城県大子市、袋田の滝を巡るひとり旅

 

お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

*1:もちろんバスもあります。

ヴェネツィアの旅 夜景のヴェニス〜帰国

 

5(5/7)ヴェニス散策最終日

 

さて、ヴェニス散策が可能な最終日。

 

カンパルトのカフェでコーヒーを飲み、最終日だけ別で予約したアンニャホテルへ

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右奥のノンノが歌っていた。

「ボンジョールノォ〜ボンジョールノォ〜ボンジョールノォ〜」

 

この街が好きだけどこの街の人も好きだ。

 

ホテルに着いたら昼過ぎまでダラダラして、日が傾き出してから出発。

今日もまた荒いバスに揺られて向かう。

 

 

 

夕暮れのヴェニスにはこんな名言がある。

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ヴェニスのサンセットを見てから死ね。」

 

これを見ずに死ねるか という言葉。

夕暮れのヴェニスはたしかにより一層美しい。

 

建物の間に入る光も柔らかになる。

日中と比べると観光客が減るからか、ここに住まう人達が居住区で遊び始める。

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ここを地元とする人たちもいる。

 

 

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日暮れのサンタ マリア グロリオーザ デイフラーリ。

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街だけではなく、史跡もより美しい。

 

ちなみにイタリアの日照時間は日本人の感覚からいくとかなり長い。

夜の7時くらいまでは日本の昼下がりくらいの明るさだ。

ようやく8時くらいで薄明になり

9時からスイッチでも切ったかの如くいきなり暗くなる。

 

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どんどん暗くなって行く

次々に優しいライトが点いて行く

 

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生演奏のジャズを聴きながら広場を歩く。

 

夜なのかどうか疑うほどに活気に満ちていた。

まるでお祭りのようだ。

 

6(6/7)ヴェニスに来たら是非このトラットリアで食べてみて。

 

さてさて、夕飯の時間だ。

実は最終日の夕飯の場所は日本にいる時から既に決めていた。

 

トラットリア アッラ・マドンナ

 

海鮮が特に美味しいと評判のトラットリア。

実は友人にお勧めされたお店でもある。

 

「アッラ・マドンナ美味しいから行ってみな!」

 

口コミを信じて行ってみたのだが、少し場所が難しい。

 

リアルト橋のラストランテ通りを脇道に逸れて少し奥に行ったところ。

 

一見すると怪しい雰囲気だが中に入ると大変賑わっていた。

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店内を撮り忘れたのが悔しい。

外見の怪しさを吹き飛ばす品のある店内。

 

白いスーツに白いネクタイのカメリエーレ達が上品かつフレンドリーにお世話をしてくれる。

 

写真にもある通り、全日本語のメニューまである。

 

しかも席を担当するカメリエーレもまた、その国の言葉をある程度理解出来る人。

 

僕らの席を担当したカメリエーレは

「ジャパニーズ?」

と質問し、「シー!(そうだよ!)」と答えるとカタコトではあるが少しばかりの日本語で対応してくれた。

 

これ美味しいよ とか こうやって食べるんだよ とか。

 

トラットリアと言ってもリストランテ並みのサービスと気遣い。

もちろん味の方も大変美味しかった。

 

 

そうそう、説明していなかったけどイタリアの飲食店にはそれぞれの階級がある。

 

リストランテ(高級レストラン)

トラットリア(大衆向けレストラン)

ホステリア(民間の食堂。カフェに近い)

バール・カフェ(喫茶や飲酒。軽食)

 

あくまでヴェニスでの話だが、実質リストランテとトラットリアには値段的な差は感じなかった。

 

むしろ初日に立ち寄ったリストランテの方がカメリエーレが素っ気なく、大して何をするでも無かった為、階級的には下であるはずのアッラ・マリアの方が大変高級に感じた。

 

どうやらピンキリらしい。

サポーターで同行しているakkaはミラノに3日滞在した経験があるのだが、ミラノでも似たような感じだったそうだ。

 

ただ、明らかに限られた人しか出入り出来ない様なリストランテも存在している。

 

ヴェニスにはあまり見当たらなかったけどね。

 

 

最後にお店を出る時

「チップチップ!」と無邪気な笑顔でチップを求められたので、担当のカメリエーレに10€渡した。

お互い気持ち良く食事を済ませ、退店する。

 

チップの文化は日本には馴染みが無いがヨーロッパでは比較的当たり前なのでそのつもりでいた方が良い。

 

今回の旅ではこのアッラ・マリアのカメリエーレから求められたのが初めてくらいだけど、礼儀として当たり前の文化なのだ。

 

相場は大体3〜5€。

日本円で400〜700円くらいだろうか。

 

今回10も渡したのはそれしか少額のお金が無かったから。

数セントの小銭があったけど、それを渡すわけにもいかない…。

 

何より、彼のお茶目な日本語と品のある対応に感謝したかった。

 

くちゃっと笑う老年のカメリエーレ。

また次もよろしく頼みたいな。

 

 

お腹も満たした事だし、ホテルへ帰ろう。

 

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夜のヴェニスの複雑な道に迷いながら、ヴェニス内のスーパーで軽く買い物を済ませて最後の散策を終わらせた。

 

「必ず来年も来よう。」

 

 

 

そう誓って帰りのバスに乗る。

 

 

 

感動に浸る間も無く、バスの運転が荒過ぎてレジ袋の中の1.5Lペットボトルが吹っ飛ぶ。笑

 

 

 

さて、ヴェニスでの旅行記はここまで。

ここからはおまけ。

帰国する日にとんでもないトラブルが起きた。

 

 

 

7(7/7)日本に帰れない。

 

 

事件は帰国する日、8/12の朝7時に発生した。

 

朝食のクッキーを食べていると、ニュースに飛行機の墜落事故映像が映し出されている。

 

見るとそれほど大きな飛行機では無いので民間機なのかもしれないが、何がどうなのかはよくわからない。

 

ニュースキャスターのイタリア語は聞き取れないくらい流暢かつ早い。

 

とりあえず早めに空港に行く事にしたのだが、残念ながら少し寝坊していた。

 

チェックインに間に合うかどうか

 

 

急ぎ支度をして、送迎のバスでテッセラ空港へ。

 

多分ニュースでやっていた事故は本当だったらしい。

 

テッセラ空港で起きた訳ではないが、少しばかり空港がザワつき、バタついていた。

 

 

とりあえず急いでチェックインカウンターへ。

しかし残念。既に締め切り!間に合わなかった!

 

遅刻気味であったこと、飛行機事故で若干前倒し気味で色々進んでいたこと

これらが組み合わさって僕らは日本への飛行機を無くした!

 

ここからが長い戦い。

 

面白い事に僕らはイタリア語ならある程度話せるし理解出来るが英語はてんでダメだ。

 

空港職員さんとの通じ合えない長い会話が始まった。

 

どうやらオーストリア航空はその日のチューリッヒ行きの飛行機に僕らを組み替えてくれたらしく、帰国は1日遅れるがチューリッヒを経由してなんとかとりあえず成田へ帰れる事になった。

 

しかしその説明が何を言ってるのか分からなくて苦戦した…。

 

「ディス エアプレーン、ゴートゥー チュージ!ネクスト、トゥモロー 何とか何とかホニャララ ゴートゥーナリタ!」

 

ゴートゥー チュージ?

チュージって何処だ…?

 

「ワッツ チュージ?」

「スイスエアプレーン、ゴートゥーチュージ!」

 

スイス…チューなんとか…

 

ああ!チューリッヒか!

 

「ディス エアプレーン ゴートゥーチューリッヒ?」

 

「ノー!チュージ!」

 

 

とりあえずチューリッヒという事なのだろう。

頑張って振り替えてくれた職員さんに大感謝。

 

とりあえずサンキューと言って航空券をもらいテッセラ空港のカフェで一休み。

 

この後我々は無事に一旦チューリッヒへ。

 

まさかのスイス滞在となった。

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機内から見たレマン湖(多分)

 

飛び入りでビジホを予約。ラディソンブルホテル。

やたらと派手なビジホだった。

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チュージ(笑)はメチャクチャ物価が高かった。

 

カットサラダが日本円で一つ約580円。

 

マックで注文したビックマックセット的なやつも日本円で約2500円。

 

高い!けどその代わりに国民に対するバックが大きい。

 

社会保障云々が充実しているのだ。良い国。

 

 

チューリッヒよ、もう少し観光客に優しくなってくれ…。(値段的に)

 

 

 

ラディソンブルで一泊し、トラブルを乗り越えてようやく成田行きの飛行機へ。

 

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安堵のチョコレート。

空港で買ったジャック・ダニエルチョコ。

スンゴイ美味しかったぞ…。

Amazonでも買えるかな…?
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この後はもう、機内で爆睡した。

スターウォーズ 最後のジェダイ だけ見て爆睡。

(最後のジェダイの内容は衝撃的過ぎて興奮したけどね…)

 

気楽なもので、気付いたら日本だった。

 

あぁ、また日常に戻るのか。ヴェニスに帰りたいな〜

 

と考えながらも、ラーメンか焼肉か寿司が食いたい衝動に駆られ、それらがあるのは日本だ!日本万歳!とか、はしゃぎながら帰国。

 

勿論金欠だからそれらのご馳走に行くのは大分後の話…。

 

 

さあて、本当に来年も行くぞ…!!

 

 

おわり。

 

ヴェニス旅行記を五分ほどの旅動画にしています。

https://youtu.be/JjFufIoRqUA

是非見てみてくださいー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴェネツィアの旅 どこか馴染み易い街ヴェニス

 

 

 

さて、前回の続き。

 

ヴェニスは比較的安全だが、それでもやっぱり気をつけた方が良い部分を紹介していこう。

 

⑴物乞い

「ボンジョールノ〜」と道端に突っ立って小声で不自然に挨拶をしているだけのおじさん

 

自らの帽子を裏返し、通行人に差し出して金品を求める人

 

道端に座り込み、祈るようなポーズで乞う人

 

様々居るけど、出来るだけ目は合わせずに無視をする事をお勧めする。

 

座り込んでいる人なんかは見てると可哀想になってしまって小銭を渡そうと思うかもしれないけど、そのシーンを他の物乞いやスリに見られていたらつけ狙われるかもしれない。

 

 

⑵スリ対策

比較的安全とは言え対策の一つもしないで行くのは危険。

僕の場合はサコッシュ(小さな肩掛けポーチ)にビデオカメラとちょっとしたアメニティを入れて羽織のシャツの中に隠すように肩掛けして持ち、財布は少額用と本命用に分けて少額用には20€くらい。(よもや盗られても良いくらい。)

それは普通にポケットに。

本命用は50€くらいでTシャツの下に隠したセーフティーポーチに。

パスポートもセーフティーポーチに。

 

側から見ると手ブラ。

よーく見ると持つ物は持ってるけど、ここまで対策を打ってる相手なんてスリ側としても面倒くさい。

 

中に手を入れたりし易いトートバッグや、一目に高級ブランドだと分かるようなハンドバッグなんかは危ないと思う。

 

そういったバックで歩いている人もいるけど、見たところイタリア人だったりするので、スリに対する心構えがあるからスリ側も狙うなら他を当たりたいところ。

 

⑶花売り、スライム売り

ヴェニスを歩いているとよく見かけるのがこの二つ。(他の都市にもいるらしいけど。)

大概は人通りの多い通路で一人で売っている。

 

スライム売りは多分あまり問題無い。

叩き付けて潰すと勝手に元どおりの形になる不思議なスライムを売っているのだが、子供達が結構欲しがって実際買っている。

路上で売り子が一人で実演販売的な事をしている。

ただ、値段をハッキリと表示していないのでもしかしたら相手の言い値次第では高く付くかも。

(これと同じで夜になると、空高く発光しながら飛んで行くパチンコみたいなオモチャ売りもいる。)

 

問題は花売り

 

夜のサン・マルコ広場やリアルト橋付近によく居るのだが、これがまた無理矢理手にねじ込むように渡してくる。

 

まるで「あげるよ!」と言わんばかりだが、これを受け取るとお金を要求される。

彼らから普通に買っている人もいるのだが、手段がかなり乱暴な上に普通に怖い。

 

⑷夜道

夜になると急に道が分からなくなってくる。

元々が迷路みたいな街だから昼間でさえもちょっと迷うのに夜になるとそれこそ分からない。

Googleマップの案内もロクに機能しないくらい入り組んでいるので、夜歩いていると同じ様にGoogleマップに混乱させられた外国人観光客と道端で会う。

 

 

さて、こんなところだろうか。

実際に行く時はこの辺は気を付けて欲しい。

 

 

 

4(4/7)美し過ぎて全てを収めきれない街

 

 

 

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路地裏も


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もちろん船着き場も

 

 

まるで絵画の如く、目に入る全ての景色が美しい。

 

 

こう言ったら語弊があるかもしれないが、超広大なディズニーシーに居るような気分。

 

ディズニーシー自体もまたヴェニスをモデルにして作っている訳だから似ているのもよく分かる。

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しかしシーの様な騒がしさは無い。

人で溢れているのに、のどかな空気を感じる。

 

多分ここに集まる人のほとんどが、「遊びに来た」というよりも「癒されに来た」という目的を持っているからだろう。

 

メインの通りや飲食店街なんて人混みが凄いのに何故かストレスに感じない。

 

特にこのリアルト橋という橋の周りの飲食店街は人がかなり多い。

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(サポートで付いてきてくれたakkaが撮った写真なので左側の人物は僕。)

 

しかしこの辺を歩いているとリストランテのカメリエーレ(ホール・配膳スタッフのこと)が

 

「ボンジョールノ〜!オナカヘッタ〜?オイシカッタ〜!」

 

と陽気に声をかけて来る。

こちらも笑顔で「ごめんごめん!今は違うんだ!」と片言のイタリア語で断ると

 

「オーウザンネン〜!オイシカッタ〜!」

 

ジョークを飛ばした後、なんと

「あの店とっても美味しいよ。」

とかお勧めをしてくれたりする。

(競合相手を勧めてどうすんねん…)

 

 

とにかく何か緩い。だから喧騒の中でも癒されるのかも知れない。

 

 

景色も良いが人も穏やか。

 

ここはまさしくパラディーゾ(イタリア語で天国の意味)

 

 

リアルト橋を登る。

リアルト橋の中は意外にもショッピングストリートの様になっていて、出店で溢れている。

 

遥か昔からここは商店がひしめき合っていたらしい。

 

少し余談をすると、このリアルト橋は別の橋の崩壊を機に「強い橋を作ろう」という旗上げがあり建設に至った。

 

これだけ店があったらいつか崩れそうな気がするが、それでも数百年このままなんだから古代の技術には驚かされる。

 

リアルト橋を渡り

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商店と住宅がさらに入り組むエリアへ。

 

リアルト橋はヴェニスのメインの二つの陸地を繋ぐ交通の要衝。

渡った先をまっすぐ行けば、あの有名なサン・マルコ広場へ辿り着く。

 

しかしここまで歩くと疲れる…。

一休み…
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イタリアに来たら一度は食べておきたかったティラミスとジェラート

 

大変美味しかった…!

 

重そうな見た目だが、意外にもサラッと食べれる。

恐らくだけど、イタリアと日本では使われている油がまるで違う。

この為か、終始何か重いものを食べていたにもかかわらず、一度も胃腸薬は使わなかった。

 

ちなみにこちらは初日の朝ごはん。

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陽気なバリスタが楽しそうに経営しているカフェの一食。

奥のピザトーストは特筆するほどでは無かったが、手前のパニーニとノンナ風(田舎のおばあちゃん風的な意味)ティラミスは今でもヨダレ出るくらい美味しかった…。

 

 

そんなこんなで、腹を満たしつつ歩いていると

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突然現れた!サン・マルコ寺院

 

路地を抜けたらいきなりドンっと現れた荘厳な寺院。

 

 

本来はこの時計台の下を通ってくるらしい。

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名前はムーア人の時計塔。

正午になると二体のオートマタ(自動人形)が鐘を打ち鳴らす。

 

この辺りは本当にカメラに収まりきらない。

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パノラマでもまだまだ。

 

サン・マルコ寺院の荘厳な装飾を眺めつつ、その先の岬へ

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風が強くなって来た。

潮風だ。


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サン・マルコ広場のカフェはなんと世界最古のカフェ。

世の中のカフェというスタイルはここで作られた。


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あれ?ここは…

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LINEのデフォルト状態のホーム写真!笑

(帰国してから気付きました…。)

 

 

食べつつ歩きつつ、なんだかんだで8時間ほど散策していたがここで疲れてしまった。

 

この日はサン・マルコ広場にて終了。一旦ホテルへ帰宅。

 

バスに乗り、カンパルトの町へ。

 

僕が宿泊したこのカンパルトも実はお勧めしたいポイント。

 

どうやらヴェニスには独立起業してお店を構えている中国人が比較的多くいるようで、今回の旅では彼らに本当にお世話になった。

 

泊まったホテルメリー、メリーの隣のインディアカフェ。

名前は無かったが中国人のお姉さんが一人で切り盛りするカフェ。

 

滞在中の居所となったこれらは全て中国人の方々で運営されていた。

(後日、サン・マルコ広場で写真を撮り合った中国人カップルにも感謝。ほんとに助かった。)

 

お隣の国ながらあまり交友の無い民族だけど、予想外にもフレンドリーで親切だった。

そして程良くサバサバしている。

 

なんだか馴染みやすかったのを覚えている。

 

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インディアカフェでの一枚。

レモンティーを注文したらリプトンがそのまま出てくる辺りのザックリ感。笑

(定量を詐欺していない事を証明する為。外国では多いらしい。)

気楽でいいや。好きだなぁ。

 

メリーの真隣にあるんだけど、お料理は家庭的。

ポークステーキとかカレーとか。

特別美味しい訳でもないけど、久々にホッとする家庭の味にありつけた。

 

この日はそのまま帰って倒れこむように寝た。

 

 

 

 

 

続く

ヴェニス旅行記を5分ほどの旅動画にしています。

https://youtu.be/JjFufIoRqUA

是非見てみてくださいー!